時代仕上げ（焼仕上げ）の大型和タンス。
表面材に線状の柾板を使わず、並目（竹の子　杢目）の自然な杢目を使った桐タンスです。
扉の中には御盆が７枚、小引き出し、大引き出しと機能的には和家具としての代表的な機能をもっています。
１本は有っても良い和家具です。

●仕上げ方法
１．桐の丸太をまず、製版にかけ、各寸法に切り分ける。
２．桐材を水槽に入れて、木材そのものの渋抜きをする。（２～３週）
３． 渋抜きをした桐材を自然乾燥させる。（３～５年）
４．自然に乾燥させた桐材を各寸法に切り分けていく。
５．加工が始まり各職人の手によって、組み立てが始まっていく。
６．組み立てた製品を各注文により仕上げていく。（最近では、時代仕上げ・との粉仕上げが主流です）
７．最後の仕上げとして金具付けを行い完成となる。